一晩で見方の変わる体験
昨夜はせっかくの穏やかな日だったが、夜の夫の行動が許せず、寝ながらモヤモヤし、部屋で一人泣くところまでいってしまった。
なぜ。愛のない行動。配慮のなさ。
なぜ、なぜと責める言葉ばかりが浮かんできた。
そこから気持ちを落ち着かせるような話をイヤホンで聴いた。
ほんの少し落ち着いた。
そして意識が、夫から自分へ、と変わっていくように感じた。
大きな問題のひとつは、そのとき私が全く眠れなかったこと。眠れない理由は夫、と決めつけていたのだが…。
そういえば、先日も眠れない日があったっけ。
振り替えるとその日も、知人と会ったり出掛けたりして、刺激の多い日だった。
眠れないのって、神経が高ぶっているからなのかな? と思った。
その後、夫への不満と内省をいったりきたりしながら、だんだん眠気が来て、あ、眠れるかもと感じ、イヤホンを外して目をつむってみた。
案外、こころは穏やかだった。
明日は夫に気持ちをぶつけてしまうのだろうか…。
明日はどんな風に感じるのだろうか…。
と思いながら眠りに落ちた。
今朝起きてみると、意外としっかり眠れたことに安堵する。
どうしても睡眠時間が不足するなかで、子どもが寝てくれたおかげで私も眠れた。子どもに感謝。
小言ぐらいは言ってしまうだろうけれど、ひとまず穏やかな気持ちで朝を迎えられた。
昨日のあの時間は私の内省のためだったのかなとさえ思えてくる。
絶対に夫が悪
その状態で夫にぶつからなくてよかった。きっとぼろぼろに傷つけたし、傷つけられただろう。
内省のなかで、自分の弱さや限界と出会い、そこから新しい希望や見方を見つけることもある。
貴重な体験をすることができた。