この世界の素敵なところ
なんだか、この世界の悲しいところにばかり注目していたみたいだ。
何を目に映しても、批判的なことばかり考えてしまう。
素直に感動すればいいのに、感動の押し売りだ、とか、
真っ直ぐに考えればいいのに、裏で何か力が働いている、とか。
歪んでいるのは世界の前にわたし自身なんだ。
「世間は・・・」、「みんなは・・・」という言葉はきっと、「わたしは・・・」と言えない勇気の無さから出てしまうものかもしれない。
ひょんなことから、ある美容系サイトに登録し、口コミを投稿した。
投稿を終えて、なんとなくそのサイトを見ていて、何気ないサイトの中にたくさんの人々の想いがつまっていることに思いを馳せた。
綺麗になりたいという願い。
その願いを叶えたいという熱い想い。
願いを想いをサイトという形で繋ぎ合わせたいという想い。
もし私が、きれいになりたいと願い、探し求めるなら、きっとたくさんの手が私に差し伸べられるのだと思う。
勉強して、学歴をゲットして、会社に入って、働いて死んでいく。それが人生で、その中で優劣があって・・・。
いや、そうじゃないんだ、と今は思う。
どこでどんなことを学んで、何をして生きてもいい。
何をするにも、人の想いの中で生かされ、また自分自身も想いを繋いでいく存在なのだと思う。
いつもポジティブに生きることはなかなかできないけれど、今私が取り組んでいることが、絶対に人に伝わり、繋がっていく。そのことを胸にとどめていたい。
時給〇円で働く私にも、できることがあって、残せるものがあって、繋いでいける想いがある。
この世界で自分なりに精いっぱい生きることは、とても素敵なことだと思う。