読書は心を和らげてくれる
最近、大切な趣味ができた。
読書だ。
図書館通いが習慣になりつつある。
ようやく、場所や行き方を覚えて、新しい空間が『馴染みの空間』になってきた。
読書に求めるのは、異世界だ。
自分の生きる世界とは異なるもうひとつの世界にひたることで、妙な安心感を得られる。
そしてなんだか、ふと我にかえったときに、自分の人生もがんばれるような気がするのだ。
また、自分の知らない世界を知れることの意義も大きい。
様々な業種や立場の人が、誰かと出会い学び人生を歩んでいる。
こんな人もいるんだなと知れることは大切なことだ。
昨夜、布団の上で将来を微妙に悲観するような心配な気持ちに襲われていた。
これも大人の証拠なのかもしれないなと感じた。
漠然とした不安を持ちながら生きることは辛い。
向き合うべきときもあるだろうが、
向き合いすぎない楽観的な姿勢も大切だと思う。
少なくとも読書をしているときは異世界のことを考えているから、自分の人生に関する不安は見なくてよくなる。
あえて、読書をして、あえて、異世界を見つめる。
その時間を大切にしたい。
自己啓発本のような、もろ、な本は読まない。
小説を通して、新しい言葉や珍しい表現や興味深い知識と出会いながら、気分転換できれば十分だ。
