小言マシーン(夫)との向き合い方
過激なタイトルにしてしまった。
もう少し丁寧に記すと、
時おりマシーンのようにスイッチが入り、小言を繰り出してくる夫に対し、どう折り合いをつけていくか?…かな。
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昨夜、そのスイッチは入った。
一番スイッチの入りやすい夕食時だったが、私はけっこう自信満々に料理を食卓に運んだから、えー今?と意表を突かれた。
スイッチが入ると、止まらない。
私の体もコツを覚えてきたようで、言い出したら、私からは特に何も言わない。
正論を返しても、彼の正論は変わらないし、止まらないから。
私は黙る、ごはんを食べる、テレビを付ける、以上。
彼もそのうちごはんを食べ始め、そして完食する。
それで、いいのだ。
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その場で泣いたり、後で泣いたりなど、今回はしなかった。
慣れ、呆れ、諦め、そしてどこかで腑に落ちる自分もいるかな。
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そして今分析する。
彼は、料理本だ。
あるいは彼は、料理本を愛するシェフだ。
曲がったことをしないし、王道を愛するし、邪道は許さない。
変な材料は選ばないし、調味料は計って入れるし、味見をきちんとして味を整える。まさにそんな存在なのだ。
そりゃあ素人が王道でない食材を選び、調味料を感覚で入れ、味のバランスも盛り付けもテキトウに提供したら、口を出したくなるわな。
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そう、良い悪いじゃない。感覚が大いに違うだけなのだ。
私は思う。
私の頑張り。私の工夫。それらを「わかってもらいたい!」そう思うことが、すなわち負けに繋がるのではないか?と。
(だって分かってくれるはずないもん。)
シェフが私のごはんを毎回完食する。それってすげーことじゃないの。
なんかもう、これぐらいの感覚でいい。
なんたって素人の私の魅力は、このテキトウさだからさ!