パート主婦のミニマムブログ

日々の素直なつぶやき集

不格好でいいから

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子ども時代、ある日あるとき、ひらめいてしまった。


心の中は笑っていなくても、口元をニッと横に広ければ、笑ったように見えると。


心の中では反省していなくても、言葉で「ごめんなさい」と言えば、謝ったことになると。

先生が指示したことを、やったふりをして、あくまで「私はきちんとやりました」という顔をしたら、それでいいのだと。



それは悲しい学習だった。

虚しい発見だった。



今は、それが正しくないことだと思う。

心がともなっていないなら、虚しい、と思う。






心にもないお世辞が自分にも相手にも響かないように。

同じ金メダルでも、努力の結果ならみんなに喜んでもらえるが、不正の結果なら信頼が底ついてしまう。



不格好でいいから、まっすぐ生きるほうがいい。


それは、大人の私にとって難しいことだからこそ、きっと尊いと思う。