幸せから不幸を探す不幸せ、ではなく
もし今、とても辛いことだらけの日々なら、一生懸命その中から幸せを探すだろう。
仕事は辛くても同僚の1言に救われたとか、孤独だけどさっき食べたスイーツは美味しかったとか。
それは全うなこと。
でも先程ふと、今の私は逆なのかなと思った。
つまり、幸せの中に在るのに、わざわざ幸せの中から不幸の種を見つけようとしているのでは?と思ったのだ。
◇
私はよく考える。
今の生活をもっと良くするには?
今なにが足りない?
次に改善すべきは?
小さいことから大きなことまで、空想好きや断捨離好きなこともあって、どこが足りないかな〜って考えやすい。
今の生活を思いきり味わっているか?感謝しているか、喜んでいるか?まず、それが先なのに。
幸せだなー!と思うことより先に、不足や不満を見つけようとする態度はよろしくないと思う。
◇
たとえば花束をもらって、全体を見たり1輪1輪を見て綺麗だなぁ!と思うことはあっても、「この中でどれがきたないかな?要らないかな?」と探すことはまずないだろう。
大変ナンセンスだ。そんな味わい方をされては、花束を贈った人もびっくりしショックを受けるだろう。
そんなナンセンスなことを、私は無意識に行っているのかもしれないと思った。
◇
今の生活は、様々な意味で、自分の努力の結果でも才能の結果でもなく、与えられたものだ。
いつ取られてもおかしくないし、状況はふいに変わっていくだろう。
今、幸せだなって思える毎日であること。
イレギュラーな中にも平穏な気持ちで日々を過ごせること。
家族が健康だっていうこと。
仕事があること。
不幸せをわざわざ見つけて自分を憐れむんじゃなくて、目を留めることすらなかった小さな花を見つめて綺麗だねって思うような毎日を送りたい。
今週はそんなことを、意識してみよう。