「わかってほしい」─だから苦しむ
ちょっとした会話の中で、私が妊活や出産の時期についてふと漏らすことが多くなった。
来年もし授かったら─などと。
すると今日夫から、
「気にしすぎじゃない?最近その話ばっかり。」
と言われてしまった。
この言葉が私にとって思いのほかショックだった。
─あたし、夫にわかってほしいって思っているんだ。
ここでも期待、だ。夫への期待。それに応えられないことへの怒り。…残念だ。こんなやりとり。こんな感覚。虚しくて仕方ない。
この数年、子どもはまだというスタンスだからと、そういった話をしてこなかった。
それがようやく、自然と会話の中で話せるようになってきた、と思っていたのに。
焦ってない。心配してない。ただ私があなたに話したいだけ。そう思ってた。
でも、実は焦ってるのかな。心配してるのかな。
なんか、残念だった。
話したいことを、話したいときに話せる関係じゃないんだなって。
そういうこと言われると、スーッと引いてしまう。
─やっぱりあなたは、私とは違うのね。
─もう、話さないから。
生理前だから無性にイライラする。
私のありのままを受け入れてくれなかった夫に。
夫を信じた私に。
夫との会話を遠ざけるように、イヤホンして音楽聴きながらブログを書く。
そんなことしなくたって、ゲームで夢中な夫から会話を振られることなんてないんだけど。今夜は音も出してるし。