おさるのジョージから学ぶこと
おさるのジョージから学ぶことは多い。
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まずジョージの強い好奇心。
「子どもの本来の姿とはこういうものではないか?」と思う。
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次にその好奇心への行動力。
ジョージは関心をもったら動く。とにかく道具を出し、やってみる。
うまくいかなかったら、どうしたらいいか?と考える。
そこに「怒られたらどうしよう?」「大人になんて言われるかな?」などという考えはない。
これって案外すごいことだと思う。
普段から自分の行いを否定されていない証拠だから。
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続いて何かに取り組むジョージに対する周囲の反応の温かさ。
おさるのジョージの登場人物はみんな明るく前向きだ。
「ジョージ、いいね!」「楽しそうだね!」「いけてるね!」
自分のしていることに【丸!】と言ってもらえたら、どんなに嬉しいだろうか?
ジョージのやる気も数倍大きくなるだろう。
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そして、必ずといっていいほどジョージが何かをやらかすわけだが、周囲の反応や対応の仕方がすばらしい。
今朝もおじさんは問いかけていた。
「ジョージ、どうしたらいいと思う?」
ジョージはへこみつつも考える。
そしへ、考えたことをおじさんに話す。
これも意外とすごいと思う。
「おじさん怒ってる…、これ以上怒らせないように発言しないと」なんて考えはない。
自分の考えをしっかり話しているのだ。
なぜそうできるかというと…、
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困ったことにも、おじさんが一緒に解決へと動いてくれるから!
怒る。放っておく。罰を与える。
そういう反応ではなくて、
「これはいけないね。どうしたらいいかな?じゃあ、私も手伝おう。」
この姿勢には毎回脱帽だ。
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子育てのひとつの理想の姿がここにはあると思う。
自分で考えてごらん
好きなようにやってみてごらん
いいね!すごいね!
困ったら力を貸すよ
どう思う?
そうだね、いいアイデアだね
こんなマインドや言葉がけを毎日できたなら。
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大人側の事情として大切なのは、【余裕】だと思う。
精神的な余裕、時間的な余裕。
私はついつい、「お金を稼ぐために働く時間を増やそうか」と考え始めてしまう。
だがそこに疲れと余裕のなさが生まれたらどうだろうか?
子どものいたずら、好奇心、予想外の行動に「いいね!」を言える自信はまったくない。
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一人っ子を考えているのも余裕のためだ。
ひとりと、向き合う。
たった一回きり
だからこそ、とことんやってみたい気がしている。