パート主婦のミニマムブログ

日々の素直なつぶやき集

自分を省みること、育児のための備え

「反省」だなんて、いつからしていないんだろう。

悔やむことはある。振り返ることはある。

けれど、誰かに謝ったり、私が悪かったと認めたり、その上で次からはこうしようと改善策をたてたり…。

そんなことを私は最近いつしただろう?
いや、いつからしていないのだろう?



子ども時代は、「計画と反省」がセットだった。
それは人生の訓練、だったのだろう。

何かを考えて実行するだけではなくて、それが実際にどうだったのかという出来具合いと、自らの態度を振り返ること。

子どもの頃は当たり前だった事柄が、今では眩しく見える。

今はただ日常に流されて、あっという間に過去になっていって、
「もう今月が終わったね」、
……まるで私の弱さも失敗もなかったかのように、新しい月日を考えもなしに迎えてしまう。



こんなことを考えるのは、信頼できる育児書を読みながら、「私はどんな風に子育てするだろう、できるだろう」と思いを膨らませるからだ。



育児書の著者である児童精神科医はこんなふうに語る。

─思いやりのある子に育ってほしかったら、あなたが思いやりを持って接しなさい。そんな姿を、子どもに見せなさい。

─親ができないから、口で言うのです。

胸を衝かれる思いがした。

大人の私のできていないことを、さもできている顔で しなさい と子どもに言うことが育児?しつけ?

正論の剣を子どもに向けることは、恐ろしいことだ。まずは、自分の内面を見つめなければ。


私には、完璧主義や、いい子であろうとする自分に苦しんできた一面がある。

だから、親になるのは怖いし、ためらいもあった。

「ありのまま、子どもを喜ぶ。受け入れる。子どもに共感する」それが私の大きな目標だ。

できる親、なんかになれるはずがない。
できている人間、にも結局のところなれないのだ。
私の心に弱さがある限り。

でも、諦めてもいけない。

人としてもがいている姿を子どもに見せるのだ。
決して格好つけずに。


我が子─そんな眩しい存在に出会えるまで、私は私なりに、時には自分を素直に振り返ってみよう。

悪かったと思ったら、ごめんなさいと言おう。

次はこうしよう、と前向きに考えてみよう。



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