喧嘩あり○○ありの1週間を振り返る
久々に夫と喧嘩した。
ようやく喧嘩できるようになった、と言い換えてもいいかもしれない。
ようやく、そう、ようやく私の思いを言葉に出せるようになった。
「なぜ言葉にしないの?」という問いかけに対しても、
「あなたが聞こうとしないからだよ。言っても言い返されるから言う気にならないんだよ」と言えるようになった。
…いや、次回も言えるかは分からない。とにかく今回は言えたからよかった。
きっかけは些細なこと、原因は取るに足りないこと。
喧嘩の良さは、相手に対して理解できないことと、不満の根の深さをお互いに確認できることだと思った。
相手の気にする部分を自分は何も気にしていなかった、ということがある。
「そんなのどうだっていいじゃん」と思える点が、相手には重要で、無視できない点だったりするのだ。
「なぜ?」という思いが前面に出ると、どうしても言い方は強くなってしまうけれど、考えのすり合わせ・互いの主張の整理をする時間は、とても貴重だ。
◇
もうひとつ。
先週は職場の他部署の先輩に対して苛々・不快に覚えてしまった。
良く言えば責任感が強い。
悪く言えば他部署に顔を突っ込む、上司でもないのに叱ってくる。それも感情的に。
多くの人は「そんな言い方しなくてもいいんじゃない?」と言う。言い方が大きな問題となっている。
私がもっとも気になるのは、立場の問題。
「いや誰が言うてんねん」と思ってしまう。
その場でたまたま思ったことをなぜ感情にまかせて言えるのか?
上司やリーダーならまだ分かる。
他部署の、いちパートに言われる筋合いはない。
そう私は思ってしまう。
そう、私は、立場を重んじる人間なのだなと気がつく。
誰が言うか、を気にする。
この人には言われてもいいけど、この人には言われたくない、というのがある。
大人なら、本当のオトナなら、その人のもつ良さを認めて、言い方ではなく内容について受け止められるのだろうな。
私はまだその域に達していない。
とりあえず、恨みたくもないので、今週は関わらないようにしようと思う。
少しずつ、受け入れていけたら。