効率的な生き方?心の趣く生き方?
「子どもがいないのにパート?」
どこかでそんな声の聞こえてくるときがある。
きっとわたし自身が気にしていることなんだ。
出産、育児にはお金がかかる。
うちの収入はそんなに豊かではないから、経済的に苦労するかもしれない。
だったら、私がフルで働けばいい。
効率的なのはそっちだ。
でも、それを選ばない現実がある。
なぜか?
選べない理由があるから。選びたくない理由があるから。
心が拒否しているっていうこと。
心を殺したら、フルタイムもできなくないだろう。
でもこの私のことだ。毎日に必死になって、与えられていることに感謝できず、夫にあたりちらし、夫婦関係は悪化するだろう。
頭ではわかっていても、心の拒否することというのはあるものだ。
量を選ぶか、質を選ぶか。
夫は高給取りでもないし有名大学卒でもないけれど、他の大事な部分をおさえている人だと思う。
だからこそ私が健康で時間もあるのに短時間パートすることにOKして応援してくれている。
夫が有名大卒の高給取りで、家にお金をたんまり入れてくれている代わりに、私を放っておき家事を手伝わず労いの言葉ひとつ出ない人だったらどうだったろう。
物を手に入れられても、心は荒んでいくんじゃないかな。
常に葛藤があるし、申し訳なさがある。
フルタイムで働けなくてごめんね。
私ももっと稼げたらいいのにね。
わたしって時間を無駄にしているだけなのかな?
後から後悔してしまうのかな?って…。
でも、今の私は、毎日幸せだよ。
おかげさまで夫のために晩ごはんもなんとか一生懸命作れている。それは、フルタイムじゃないからこそ。
時に揺れながら、そんなことを考えながら生活している。