今求める場所-ふるさとを想いながら
おはようございます。
先ほどブログを拝見していたら、幻想的な画像に思わず目を奪われました。
今わたしが求めているものは、美味しい食べ物や人の集まる場所ではなく、自然の安らぎなのかなと感じ始めました。
私はこれまでの長い時間を、比較的自然豊かな場所で過ごしてきました。
当時は、そのことを当たり前と思い、むしろ「田舎だなぁ、もう少し便利にならないかなぁ」と思うこともありました。
その場所に特別な愛着もありませんでした。
田舎特有の地元の人たちの圧力、変な風習もありましたので、外部から入った身としての苦労もあったのです。母親は苦労したと思います。私も小学校生活でずいぶん苦労しました。これまでの人生で最も辛い時期でしたから。
でも、住めば都・・・。
人間関係でのいやな記憶には、子どもながらに10年近く苦しめられましたが、今心に残っているのは、自然です。
広い、広い空。
朝、響きわたる鳥の声。
鼻がつんとするほど澄み渡った外の空気。
風がつよいときの雲の動き。
圧倒されるほど美しい夕焼け。
野焼きのけむり、そのにおい。
田んぼの稲。働くおじいちゃん、おばあちゃん。
ずっとそこで生活していたんですものね。
私のうちにしっかりとその景色が映されているのですね。
細かいことは忘れました。
いやな記憶も、お互い子どもだったから、と今は言えます。
わたしをかつていやな思いにさせた人も今は結婚しているのでしょうか。
比べることではないけれど私は彼よりずっとずっと幸せであると胸を張って言えます。
戻りたくない、ふるさと。
でも、心のどこかで、いや身体で、なのかしら。
ふるさとの自然を求めているような気がします。
いつか、もう一度、あの場所で生活できるかしら。
そんなことを考えていたら、次回の帰省がとても楽しみになりました。