パート主婦のミニマムブログ

日々の素直なつぶやき集

みんなは一人のために、一人はみんなのために

子どもが大きくなるにつれて、難しさを覚えることが多くなった。


ミルクを飲んでも、寝ない。
あやしても、泣き止まない。
何をしても、不機嫌。


『あなたに今必要なものは何?』


優しい言葉、背中とんとん、頭なでなで、体ゆらゆら、

絵本の読み聞かせ、ふれあい遊び、

しなプシュ、オルゴール、

授乳、ミルク、パパ…

これまで効果のあった総動員で向き合う。

どうしたんだろう、なぜなんだろう。

眠いから?脳が成長中だから?離乳食が始まったから?
うんちが思うように出ないから?夕方だから?かまってほしいから?


結局、理由がわからないこともある。



昼過ぎから夕方は不機嫌なことが多いので、だんだん覚悟ができてきた。

自分が不機嫌なとき=ホルモンバランスのせいね、と言えるように、

午後はね、夕方はね、と言えると何となく楽になる気がする。


しかし今日は朝から不機嫌だった。

何度も授乳しているのに、膝にのせても声をかけてもおもちゃを渡してもぐずぐずがおさまらない。

『朝からか・・・』と正直げんなりした。

さらにそこに ピーピー。洗濯終了の音。

いつもならなんてことない家事が重く感じる。覚悟なく不意に「しんどいな」と感じることが余計にしんどさを大きくする。



「洗濯物、干そうか」

そう言って洗濯機を開けて黙々と干し始めてくれた夫に救われる思いだった。

「ありがとう」そうかるく伝えたけれど、本当はもっと大きな声で伝えたいぐらいだった。


『ありがとう!!本当に助かった!この後、なんとか頑張れそう!』
心の中で夫にそう声をかけていた。


最近の私は、夫に素直になることができないし、夫のために何かをするということがほとんどないので、今朝も素直に感謝を口にすることはできなかった。
少しずつ感謝を言葉に、そして行動に現していこう。夫のコップを無言で洗ってあげるとか(笑)


『みんなは一人のために、一人はみんなのために』という言葉がある。

ともだちはいいもんだという歌の詞だ。

小学生の頃に劇で歌い、数十年ぶりに歌詞を読んで、なんて素敵なんだろうと思った。

友情を歌ったものだが、「家族」にあてはめてもいいな、と感じて感動したのだった。


作詞 岩谷時子 作曲 三木たかし

【1番】
友だちはいいもんだ 目と目でものが言えるんだ
困った時は力をかそう 遠慮はいらない
いつでもどこでも君を見てるよ
愛を心に君と歩こう

みんなは一人のために 一人はみんなのために
みんなは一人のために ひとりのために
 
【2番】
友だちはいいもんだ 言いたいことが言えるんだ
悲しいときは励ましあおう 心はひとつさ
大人になっても忘れはしない
夢を大事に君と進もう

みんなは一人のために 一人はみんなのために
みんなは一人のために ひとりのために

願わくば、子どもが、家庭の中でこのことを実感してほしい。

そして家庭で学んだことを、友人関係の中で活かし拡げていってほしい。

だからまず私が、これを実践できる母に、妻に、人間になろう。


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