ふだんなら寝てくれるところをなぜか寝ない
なんで?なんで?と焦る
少し様子を見てみたり
声をかけてみたり
あやしてみたり
私の中で授乳はもう終わっている認識で
もう一度、という気が起きない
疲れているし…と
しばらく様子を見てもぐずって泣いている
よし、とミルクを多めに作る
与えてみると、ぐびぐび飲み始めたかと思ったら、少ししてピタッ!と止まり、寝てしまった
そうか、「ほんのあと少し」のみたかっただけなんだ
「ほんのあと少し」甘えたかっただけなんだ、安心したかっただけなんだ……
そんな気づきとともに、
その「ほんのあと少し」が与えられない自分に情けなくなる
悲しくなる
ほんの少しの手間 時間 労力 意識
大切な我が子に対してさえ、小さな犠牲を払うことを躊躇う、己の小ささ
きっと子育てをして行く限り、自分の小ささというのを実感し続けるのだろうな
今日できなかったことが次からは、明日からは、いつからか、できるようになるといいな
それが
今の 希望