本日は秋晴れなり。
夫が家にいて、パートのない1日。
まるでいつもの土曜日のよう。
やることなんて探せば山のようにあるんだろうけど、目の前の洗濯、食事作り、買い物以外はむりして行わない。
けらえいこさんのエッセイを読みながら、本日2杯目のアイスティーをいただく。
あるページに「(夫婦)ふたりは、ひとりとあまり変わらないのかもしれない」と書いてあった。
新婚の頃は腑に落ちなかったが、今はなんとなくわかる。
ひとりはさみしい。でもふたりだってさみしい。前向きな意味でね。
けらさんの言っていた、愛情の確かめ合いがおちょこ一杯で済むようになったというのもわかってきたかも。
派手さはなく、直接的な表現もなく、まるで空気のようにいつもそこに在るもの。
それは一見なくても平気なようだけれど、いったんなくなるとこれまでのようには生きられなくなる、実は大切なもの。
結婚してよかったなぁーと心のなかで思いながら、ふたりじっと黙ってそれぞれ好きなことして過ごす1日も悪くない。